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大学への生物

大学入試に向けた高校生物の解説をしています.徐々にコンテンツを増やしていきます.現在は2017年度大阪大学の解説を作成中.解説してほしい問題などのリクエストがありましたらコメント欄まで.

2017年度 センター (本試) 大問 1A 【解説】

センター生物 (2017-本試) 解説

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【解説】難易度:★☆☆☆☆

タンパク質・ホルモンに関する基本的な知識を問う問題です。

こんなところで間違ってはいられませんね!!

 

(1)

タンパク質の1次構造~4次構造についてですね。

1次構造:多数のアミノ酸がペプチド結合によってつながった構造

2次構造:ペプチドが部分的にとる立体構造 

     αへリックス(ラセン構造)・βシート(直鎖分子の平面配列)

3次構造:ジスルフィド結合(S-S結合),イオン結合,水素結合などによってできる

     立体構造

4次構造:3次構造体が集合してできた構造.各高分子はサブユニットと呼ばれる.

 

③ジクザク状=βシート,らせん状=αへリックス.これは2次構造.

システインの側鎖とは -SHのこと.ジスルフィド結合ができる.

⑦⑧タンパク質は高温処理・強酸・強塩基などによって変性する.

 

ということで正解は③・⑦

 

(2) 

ホルモンにはペプチドホルモンとステロイドホルモンがあります.

ペプチドホルモン:水溶性のため細胞膜(リン脂質)は通過できない.

         そのため受容体は細胞膜上に存在する.

         細胞内の情報伝達物質の量・活性を変化させる.

ステロイドホルモン:脂溶性のため細胞膜を通過できる.

          受容体は細胞質or核内に存在し,遺伝子発現をコントロール

 

①② ペプチドホルモンは細胞膜を通過できないため×

④ 遺伝子発現をコントロールするのはステロイドホルモンの役割のため×

 

よって正解は③