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大学への生物

大学入試に向けた高校生物の解説をしています.徐々にコンテンツを増やしていきます.現在は2017年度大阪大学の解説を作成中.解説してほしい問題などのリクエストがありましたらコメント欄まで.

2017年度 センター生物 (本試) 大問 5A 【解説】

センター生物 (2017-本試) 解説

 

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【解説】難易度:★☆☆☆☆

(2)の系統樹の問題は苦手としている人が多いように感じます.

2次レベルでは分子系統樹の計算問題までできるようにしておきましょう.

 

(1)

中生代についてまとめておきます.

 

中性代は動物においては爬虫類の時代.植物においては裸子植物の時代といえます.

中性代の始まりと終わりには大絶滅が起こっています.

中生代は「三畳紀」「ジュラ紀」「白亜紀」に分かれます.

・「三畳紀」(2.0~2.5億年前)哺乳類の出現・爬虫類の繁栄

・「ジュラ紀」(1.5~2.0億年前)恐竜の繁栄・鳥類の出現・裸子植物の繁栄

・「白亜紀」(6600年~1.5億年前)アンモナイト,恐竜の絶滅・被子植物の出現

 

よって⑤が正解です.

 

(2)

系統樹の問題ですね.

 

類縁関係が近い種の方が分岐してからの時間が短いです.

選択肢を見ると,「アフリカゾウ」「イヌ」「ハツカネズミ」の類縁関係を調べればよいようです.

 

「ハツカネズミはアフリカゾウよりマッコウクジラと近縁」ということですから,

アフリカゾウ」と「ハツカネズミ・マッコウクジラ」が分岐してから,

「ハツカネズミ」と「マッコウクジラ」が分岐したことになります.

 

「キリンはハツカネズミよりイヌと近縁」ということですから,

「ハツカネズミ」と「イヌ・キリン」が分岐してから,

「イヌ」と「キリン」が分岐したことになります.

 

この2つを組み合わせると,

アフリカゾウ」と「ハツカネズミ・イヌ」が分岐してから,

「ハツカネズミ」と「イヌ」が分岐したことになります.

 

正解は②です.

文字だけで説明するとわかりにくいかもしれないので,

自分で系統樹を書いてみることをお勧めします.

 

(3)

たぶん皆さんが一番知っているであろう「イチョウ=裸子植物」が

誤りの選択肢になっていてよかったですね.

裸子植物精子を作ります.

他の動物に関しては,何類,何植物なのかは知っておくべきでしょう.

正解は②です.