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大学への生物

大学入試に向けた高校生物の解説をしています.徐々にコンテンツを増やしていきます.現在は2017年度大阪大学の解説を作成中.解説してほしい問題などのリクエストがありましたらコメント欄まで.

2015年度 立命館大学 生物 Ⅳ 【解説】

立命館大学 (2015) 解説

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【解説】難易度:★☆☆☆☆

知識問題がほとんどなので,教科書をしっかり身に着けていれば解ける問題が多いです.

ただ記述問題で差がついてしまう可能性はあります.

 

(1)

重要な出来事が起こったのが何億年前かは聞かれることがあるので

答えれるようにしておきましょう.

約46億年前 地球の誕生

約40億年前 原始生物の誕生

約20億年前 真核生物の誕生

約5億年前 大絶滅⇒古生代/オゾン層形成/生物の陸上進出

約2.5億年前 古生代⇒大絶滅⇒中生代

約6600万年前 中生代⇒大絶滅⇒新生代

ぐらいは覚えておいてもいいと思います.

 

(2)

(え)共生説(お)ミトコンドリア(か)葉緑体

 

(3)

共生説を支持する理由は記述でも聞かれることがあるので答えられるように.

ミトコンドリア葉緑体は核DNAとは異なる独自のDNAやリボソームを持つ.

・細胞内で分裂によって増殖する.

・二重膜構造を持っている.

ちなみに,ミトコンドリアは好気性細菌,葉緑体はシアノバクテリアが細胞内に侵入して形成されたといわれています.

なので正解は③

 

(4)

少し難しい記述かもしれません.

よく分子系統樹の計算問題でもありますが,「ヒト」「ウマ」「イモリ」「サメ」みたいに

類縁関係が遠い動物同士の起源を知ることができるわけですよね.

【解答例】

類縁関係が遠い生物間でも,その起源を調べることが容易となる.(30字)

 

(5)

(3)の説明で書きました.正解は②です.

 

(6)

語句が聞かれてるわけではないので,少し難しいかもしれませんが,

問題文の前後と自分の知識を使えば,選択肢が与えられているので正解できそうです.

正解は④です.

 

(7)(さ)③(し)⑩

 

(8)(す)種分化 (せ)系統樹

 

(9) ①

 

(10) ヘッケル

 

(11)

(そ)維管束,(ち)子房なので,

キクと(A)は被子植物,(B)は裸子植物であることがわかります.

ユリ:被子植物 マツ:裸子植物なので正解は②です.

トクサ・ヒカゲノカズラはシダ植物ですが,これを知っている人は少ないのでは.

(ヒカゲノカズラがシダ植物なのは覚えておいて損はありません)

ワラビはシダ植物なので(C)に入って問題ないでしょう.

 

(12)

正解は種子植物です.

維管束を形成するなかで,種子を作らないのがシダ植物です.

維管束を形成しないのはコケ植物です.

それぞれの代表選手は覚えておいた方がよいでしょう.

 

(13)

維管束は地中から水を吸い上げるシステムを持ちます.

維管束を持たないコケ植物は,知っている通り湿っているところにしか生息できません.

つまり「乾燥に弱い」んです.

一方シダ植物は維管束を持つため,地中から水分を摂ることができ,乾燥に耐えることができるわけです.

ちなみにシダ植物が出現したのはシルル期の途中からです.

【解答例】

乾燥した陸上でも生育できるようになった.(20字)